106km 4h49min 2860m

筑波フルコース


5時半待ち合わせ。スイスから帰国したH君と筑波へ。
H君は自分が一番影響を受けている選手。
いつも秋に帰って来るのを楽しみにしている。

今日は驚きが2つ。
まずは走行時間。今までこのコースで5時間を切った事がない。
もちろんレースのようにすべて全力ではないが、いつも最後はヘロヘロになっている。
前回も5時間半かかったが最後は死にそうだった。それより40分も短縮しているのだ。
走り方はいつもと一緒で話しながら淡々と。
ヨーロッパの楽しい話を聞かせてもらい激坂もあっという間にクリアした。
いつもよりも微妙にペースが速く感じるけれど一定ペース。明らかにペースアップする事が全くない。
神社の登りでは付いて行く事が出来ないのは速い人と走る時はいつもの事。
しかし、加波山の登りを終えて緩やか、しかも下り基調の道で千切れるのは初めて。
いつもはここで休んでいるのだ。この頃には足はパンパン。心拍が低いままで付いていけない。板敷も途中から遅れてしまった。
コンビニで1回休憩してから、平坦もすべて付き位置。安定していて付き易くそれでいて速い。裏不動ではいつものごとく完全にグロッキー。
今日もいけてない走りだなぁと思っていたのにタイムが速いのは驚きだった。
H君のプロの走りに改めて感動した。

もうひとつは自転車。
H君とはペダルが一緒なのでスコットCR1に乗らせてもらった。
なんとも登りのダンシングが軽い。他人の自転車は良く感じるのかなぁなんて思ったが、自分のを乗ると明らかに違いを感じる。違いが分からない人間にもだ。
セロッタが悪いわけではない。H君はむしろセロッタの方がフォークの剛性が高くバランスが良いので好きだと言っている。買うなら絶対にこっちだと。
ただダンシングの軽さは歴然としていた。シッティングはサイズが違うので良く分からなかったが。
下りで段差を越える時のカーボン独特な心地よい感じも気に入った。
そりゃ、レースで結果を出すのはどちらも変わらないとは思ってる。
やっぱり足だとも。
けれども、趣味としては、ポジションが出ていて最高のセロッタと時流に乗ったカーボンを持っていても良いのではないか。
ヤバイ。完全に欲しくなった。妻も使えるMTB買おうかと思っていたけど気持ちは完全にシフト。
ポジションを出すのは苦労するだろうけど、それはそれで良いかな。


2時半くらいに帰宅して、子供達と人生ゲームをやった後
元気な次女を連れて図書館へ。7時前まで勉強した。
夕食は農協で買ってきた食材でパスタとスープを作る。
昨日のボルドーワインも一日たったら少し美味しくなっていた。
今日も一日フルに使って充実していた。
明日は大井に行く体力が残っているだろうか。