SCOTT  CR1 Team issue 筑波インプレ

忘れないうちにスコットの第一印象を書き留めておこう。
最初に、カーボンバイクは自分に合っているかもしれないということ。
セロッタとスコット、どちらをレースで使っても成績は全く変わらないと思う。
それなのに何故スコットが合っていると思うかと言うと、乗り心地に尽きる。
筑波のコースは数え切れないほど走っており、路面状況や勾配についてセロッタで走ったイメージが体に染み付いている。ポジションもようやく両バイクとも同じになってきたし、パーツやホイールの違いはあるけれど、バイクの違いを知るには一番適している場所だ。


その乗り心地は、フワフワするわけではなく、パリッと硬いのだけれど、今まで感じていた路面のギャップを確実に抑えている。特に元ユースの悪路において、今まで腰を上げないと登れない箇所もスコットならばある程度の所であれば座ったままいける。
もちろん下りでのギャップは登り以上にストレスが少ない。まだシマノのブレーキに慣れていないからか、数回後輪をロックさせてしまったり、ラインを外してしまったりした事も多数あったが、操作しづらい印象はなかった。元々下りはヘタクソなので、まずは腕を磨く事が先だ。若干腰高感はあったような気がするが慣れるだろう。
乗り心地が良いと言われているチタンもカーボンバイクには適わない気がする。
アマンダなどは、また別物なのだろうという事は、フロントフォークを使ってみて容易に想像出来るが、僕はシリアスレーサーではないので、乗り心地は最も重要な点。


とはいえ、新しいバイクに期待するのは、やはり登坂性能だ。
思い込みイッパイだけど、軽く感じる。ダンシングが楽。そして、速く走れる気がする。これは更に山が楽しくなるって事だ。趣味的に重要な点。
ただ、セロッタと有意差があるかどうかは微妙。セロッタが素晴らしい自転車だという事は再認識した。
この点については、その日の調子や乗り込み量にもよるのでなんとも言えない。
これからも何度も比較して乗ってみたいと思う。