T岡さんと5時間ノンストップ練  133km 5分x5本のもがき付き。 5h7min

T岡さん 宮ヶ瀬にて

8時間睡眠で万全の状態。1週間後のおきなわを意識して臨んだ。
厚木の公園を8時スタート。未知のコースと自分よりも数段格上の人と初峠練習なので甘えてツキイチで進む。
土山峠、裏ヤビツ峠を淡々とこなす。この時点ではまだまだ余裕。筑波の山よりは勾配が緩く快適だ。渓流や美しいダム湖も新鮮。登りも長い距離をとれるので楽しい。
ヤビツ峠を表側に下っていよいよ全力走り。5分もがき+5分レストを5本。
1本目は時計を見ていなかったけど1分半くらいT岡さんについていけただろうか。
2本目は2分。3本めが2分20秒。4本目はきつい坂スタートで1分もたず。5本目は途中で車で阻まれた。
今までは速い人から千切れたらタレるだけだった。今日もT岡さんから千切れたら心拍190から180以下に落ちてしまったけど気持ちは切れないよう頑張った。そしてレスト後にまた全力を5回も繰り返したのは初めて。持てる力をすべて出し切った。


ここまでで沖縄の2本目の普久川ダムを終えた気分。補給を走りながらとりつつ細かいアップダウンをこなす。想像以上にもがいた後は足にきている。明らかにイージーペースのT岡さんについていくのに心拍が170に達している。一度でも弱音を吐いてしまったら走りきれないと思い出来る限りの涼しい顔で走る。強い人はイージーペースも速くて一定だ。
とはいえ、足はもういっぱい。4回の峠のうち2回でちょっぴり千切れてしまった。悔しい・・・。
平坦に入って今日初めて前を引く。最後の小田原厚木有料に併走する道路6.5kmの直線。先頭交代しながら走って心拍は180に達していた。これは源河を終えたあとのゴールまでをイメージして走る。
「もう前引けません!」と何度も言いそうになった。市川さんに「強い人と練習する時に相手も練習になるにはどうすればいいの?」と聞いた時、「少しでも前を引いてあげれば速い人もダレずに練習できますよ」と言われたのを思い出してやせ我慢。T岡さんに「ここで終了ですよ」と言われた時は今年一番の安堵感だ。


沖縄1週間前にとっても楽しくきつい練習ができた。T岡さんに感謝!強い人と一緒に走ると本当に勉強になる。
もう自分なりにやり残した事はない。あとは本番まで休むだけだ。
この沖縄に向けての練習過程もまた楽しいんだよな。


補給で気づいたこと。
カーボショッツを携帯ボトルに詰める時は水で薄めないと飲みづらい。
ボトルにひとつまみの塩を入れると美味しくなる。攣るのも防止できるだろうし(けど今日はモガキの途中で攣りそうになった)
やっぱり自分には固形物を補給する余裕はなさそうなのでボトルにグリコーゲンリキッドを6本くらい溶かしていこうと決めた。それとカーボショッツを水で薄めた携帯ボトルを3本くらい。


帰宅後動きたくなくなる前に自転車の洗車。
ホームレスのおじさんと公園の水道を仲良くシェアしながら。
暗くなる前に終えて、チェーンを決戦用のキンピカに換えてスプロケットを11-21Tに。
変速を確かめたら反応が悪くなっている。慌ててY本さんにヘルプの電話。
「ワイヤーが緩んでいるかもしれないのでRDのネジを反時計回りに少しずつ回してみてください」とアドバイスを頂く。
よくよく考えてみると洗車時にブラシでゴシゴシやってネジが回ってしまったのだろう。
変速もなんとか普通になった。Y本さん、いつも有難うございます!