富士スピードウェイ 150km レースリポート

3時間47分くらい。

前日
O君に自転車洗車をお願いした。しかも通勤自転車まで。ありがとう!
14時過ぎにO君と現地に向かう。今日は真夏のような暑さだ。到着後すぐに温泉につかり汗を流し、Takaさん、Iさんと17時半過ぎに合流してまずビール。これが旨い。喉を潤した後はピザやソーセージなどなど沢山食べる。ほろ酔いの頃、金沢からKonaさん達3名が合流。すでに沢山食べていたが、Konaさん達が頼んだ食べ物も美味しそうで我慢できず横から手を出してしまった。食べ物は大満足。ビールはもともとそんなに量を飲めないのでワインをもう少し飲みたい気分だったが、21時半を過ぎていたので家から持ってきたワインを飲むのはやめておいた。23時頃就寝。


レース当日
5時10分起床。ロビーに20分待ち合わせで出発。6時に現地入りして準備をゆっくりと。朝食は前日にホテルで買っておいたアンパンとレーズンパン、ウィダーゼリー1つ。暑くなりそうだからボトルの本数をどうしようかとても迷ったが結局水1本+グリコーゲンリキッド5本入り1本のみ。補給食としてカーボショッツ3つくらいもった。アップは駐車場入り口近くで軽く10分程度。


序盤はレースに慣れること
1000人以上一斉スタートなので序盤は危険を避けることのできる位置を意識して走る。前方および端で。いきなり後方で落車があったが振り向かず。5周くらいは緊張しながら走っていたが、徐々に集団も落ち着いてきた。リラックスしてきて直線で50番手くらいを走っていると、T岡さんが下がってきて「もっと前にいなきゃダメですよ。」と声をかけてくれる。そして、下りでは僕の前でお手本を見せてくれた。それまでは下りで休まなきゃいけないのは分かっていても、下りで踏んで追いつき、次の下りで遅れないために上りで前に出ておく走りだったので休む暇がなかったが、教えてもらってからは下りで休めるようになった。


100km部門の先頭勝負が終わっていよいよ
150kmのペースが上がってきた。先ほどまで休んでいた下りで踏まなければ前に追いつけない。上りはそれほどペースが速くなかったが、足にはかなりきていた。最初はふくらはぎの痙攣をごまかして走っていたが、次にハムストリングス、そして、かかとが固まって動かなくなる。ダンシングすると大腿部も強烈に攣る。2時間半経過地点でダンシングが使えなくなった。直線や下りで休みながらお尻を持ち上げてふくらはぎを伸ばそうとすると前腿が攣ってしまう。もう末期症状だ。まるでギブスをはめられているような状態。でも朝練仲間のT岡さんは逃げているし、T中さんも常に前方で一番目立つ走りをしているし、O君もしっかり集団の中で走っている。力は劣っているのは百も承知だが、集団はまだ大きいからみんなから遅れたくない。


120km過ぎ、集団は逃げを追い更にペースアップ。ちょうど3時間で集団からちぎれる
上りは軽いギアを回しなんとかごまかして上っても、直線から下りにはいる最初のカーブからの立ち上がりでもう踏む足が残っていなかった。T中さん、Mさんも結構苦しそうに走っているから俺が辛いのも当然かぁとふっと気を抜いたら下りで中切れを起こしてしまった。下りで千切れるとは。水も飲み干し、暑さで頭はフラフラするし完全に終了。3周くらい同時期に千切れた人についていったがまたしても同じ下りで置いていかれる。ラスト2周回になりのどの渇きに耐え切れず、水をもらおうとピットで一旦止まった。友人を待っていたら、足が固まって動けなくなりそうだったので、受け取る事なく再スタート。流れてくるアナウンスで先頭集団のラスト1周でちょうどLAPされそうな雰囲気。上りに入る少し手前でLAPされ、T中さんが先頭付近でパスしていく。みんな牽制していて速いペースでなかったので付いていこうとしたが上りで見送る。アナウンスでT中さん2位を知った。生で観たかったなぁ。ラスト1周でなるしまのN君と会い話しながら走りゴール。


振り返って
ポラールのデータを見るとスターとから3時間は当たり前だがほぼ同じようなデータ。上りのピークで心拍195〜200くらいまで上がり、下りで170台になる。ヒルクライムと違って心拍のピークでちぎれるのでなく、一番下がっている時に足が終わって遅れてしまった。その後はLSD並の心拍まで落ちていた。切れたら最後どうしょうもなくなる。
150km走り獲得高度は1170m。平地レースと思っていたが、トータルでは乗鞍1本分くらいは上っているのだ。上りでも無理せず、平地は人の後ろにつき、下りもなるべく足を使わないようにして走って、最後まで集団にいるつもりだったが、3時間で足が完全に終わってしまった。水分補給の問題も大きいと思うが、今の力がよくわかった。
ロードレースもこういった長距離の持久戦は足を完全に使いきれるので改めて楽しいと思った。徐々に人数が減っていくのも快感だし、仲間が近くで共に頑張っている姿を見れるのも嬉しいものだ。


次回に向けて反省点
まず序盤にギアをかけて走り過ぎた。上りもアウターでいける程ではあったが、もう一枚軽いギアで回しておいた方が終盤に足が残ったのではないか。
水分補給は完全に失敗。暑い日は背中にもう一本入れておくべきだった。
今年に入って100km以上走ったのは片手程度。おきなわ前はしっかり長距離乗る練習もしておきたい。


ホイール ZIPP303 
タイヤ ヴェロフレックス セルビッチオコルセ 7.7気圧
ボトル 水1本 グリコーゲンリキッド5本入りボトル1本
補給 カーボショッツ1本