ツール・ド・八ヶ岳  50km

男子D(36〜40歳) 1時間15分18秒 7位/96人 TOP差 4分44秒  Ave.19.91km/h


6時起床。朝食後スタート地点まで自走で下る。八千穂高原スキー場近辺は気温2℃だったので冬装備で。
スタート地点はだいぶ暖かく、グローブは指切りに変更。寒がりなので上は長袖のままにした。
アップは近くの坂で適当に心拍上げて、重めのギアでも刺激を入れる。
荷物を預けスタート地点では最前列へ。K山さん、S藤さんと話しながらスタートを待つ。


スタートしてシルベストの二人が飛び出す。その後ろになるしまの人が付いていったから、自分も3番手に上がった。
かなりペースが速い。いきなりMAXまで追い込んでいる感じ。すぐに15人程度に絞られた。
先頭の二人が振り返り絞られ具合を確認している。シルベストのひとりがお役目ごめんとばかりに下がっていく。
ゆるい坂が終わり斜度がきつくなってもペースは下がらない。何とか付いていけるが、これ以上は無理。
九十九折りにはいる手前で常に先頭を引いていた今回の優勝者が更にペースアップ。後ろを振り返る余裕さえなかったからよく分からないが、すでに僕の後ろには人がいない雰囲気。先は長いのでついていくのを諦めた。ここで踏ん張る気持ちが欠けていた。


同じタイミングで千切れた人のペースでしばらく九十九折りを走る。僕らより早くスタートしたクラスの選手をどんどんパスしていくが、まだ息が切れたままなので思うようなペースにならない。
ギアを1枚重くして呼吸を整えた。最近ギアをかけて走るようにしていたのでペースも上がり一緒に走っていた人を引き離す。
とはいえ、斜度がゆるいのに向かい風もあり自分の思い描くペースにはならない。何人抜いても同じクラスの人は見当たらない。
自分と同じペースの人が違うクラスでは見つからないから自分との戦いとなる。
封印していた26Tもなんでもない坂で一瞬使ってしまった。楽にはなるが確実にペースは落ちてしまう。
気持ちを切り替えとにかく前方に見える人を抜く事に集中した。


スキー場を過ぎたあたりから同じクラスのチーム光の人が前方に見えてきた。
俄然やる気になりペースが上がる。彼を抜けば7位、その前の人が近ければと6位入賞もと希望を持つ。
しかし、追いついて前の人はどのくらい前か尋ねると「もうかなり離されてます。」との事。
がっくりして、しばらく一緒に走っていたら、先ほど引き離したはずの人が僕らに追いついてきた。
もうこれ以上順位は落としたくないから、気合でその人に付いていく。そしてペースを作ってもらう。
下りが入りラスト1キロくらいでスパートをかけて引き離した。
駐車場が見えてきてゴールと思いきや、あと500mくらい先だという。一気に気が抜けて流してゴール。
あと一人抜けば入賞だった。そのあと一人の壁が高かった。


振り返ると単独走行をしている時はかなりペースが落ちている。
なんといってもスタートダッシュが重要になる。緩斜面で集団が有利なのは試走で確かめていた。
九十九折りまでが勝負と前の日に思っていたのに、あと一歩の所で千切れてしまった。
力の差を感じた。結果を見ても6位の人から2分近く遅れているし。
入賞できなかったのは残念だけど、結果を見てタイムは上出来だと思う。
来週の表富士も年齢別クラスにエントリーしている。ここでも入賞を目標に頑張りたい。


SCOTT
ホイール シャマル
タイヤ ベロフレックス レコード 
synerzy 長袖白、アンダー長袖、レッグウォーマー、指切りグローブ
スタート前にパワージェル



そそくさと撤収して横川SAで峠の釜飯を食べて4時頃には帰宅。
子供たちの第一声は「おみやげは??」すかさず参加賞の防災頭巾を渡したら二人とも固まっていた。
参加賞は地域の特産品とかにしてくれないかな。食べ物が一番うれしいんだけど。
力の有り余っている子供たちと格闘してからビールを飲んで一休み。
ワインをガブガブ飲んで、契約していないjsportsがなぜか映る事に気づきパリルーべを観戦。
優勝者がゴールした直後に回線が途切れ終了。単純なものでロードレースにも出たくなってきた。