マウンテンサイクリングin乗鞍2007 レースレポート 
結果  1時間6分25秒  チャンピョンクラス 41位 総合64位 

2006年 1時間8分50秒
2004年 1時間7分41秒  
2002年 1時間28分49秒
今年で参加4回目。


4時50分起床。5時から朝食を摂り温泉につかる。
6時から固定ローラーでアップ開始。心拍170まで上げ30分で終了。
会場に着くとチャンピョンクラスの列に自転車が沢山置かれていた。一番後ろに並んだらレースにならないので、自分の予想順位辺りの空き地を探して自転車を潜り込ませる。スタート地点まで移動する間に少しポジションを落として70人以上前にいる。これはまずい。スタートダッシュするつもりだったのでかなり焦った。5分前にパワージェルを摂取して気合を入れる。


スタートして切れ間をぬってスルスルと前に上がることが出来た。思ったよりもペースが速くなかったから集団に追いつくのに足を使うことなくひと安心。妻子が2キロ地点くらいで応援しているだろうから、そこまでは先頭が見える位置で走りたい。とりあえず善五郎滝あたりまで余裕があり、すずらん橋手前で妻子が応援する前を大集団内で通過できた。この後子供達は4000人すべて応援したらしい。着ぐるみを着た人や応援に応えてくれる人も多く楽しかったようだ。


すずらん橋を過ぎてトップ集団は見えなくなり、第2集団20人くらいのかたまり後方でヒラヒラとついていく。1時間5分を切れるメンバーが沢山入っているので、なんとかこの集団についていこうと後の事を考えずに必死に頑張った。しばらくはそのまま走っていたが、徐々に集団が小さくなり、遅れ組みで小さなかたまりになる。三本滝手前からかなり苦しくなり第2集団の先頭付近は完全に見えなくなった。5分を切る人とはやはりレベルが違うと落胆し気持ちが切れかかった。


同じようなメンバーでしばらく抜きつ抜かれつを繰り返す。斜度がきつくなると離され緩やかになると追いつくというパターン。お台場朝錬で平地力がついたのか、登坂力がないのか、ヒルクライム好きとしては納得できる走りではない。回転も出せず急勾配で苦しくなるとダンシング。26Tでは極端にスピードが落ちてしまうので殆ど使わず。
中間地点は27分くらいだったと思う。過去2回と変わらないか少し速いくらいだった。一緒に走っているメンバーも速そうな人がいるので、まだ諦めずに緩い坂で呼吸を整える。とはいえ徐々に後ろから抜かされ始め諦めモードが漂う。ただ、抜いていく人は自分よりかなり速い実力者が多かった。全く苦しそうでなく淡々と走っている。後で結果をみたら2分台や3分台でゴールしているではないか。中盤まで僕の後ろにいたにもかかわらずだ。見習いたいところ。へろへろな人に抜かれたわけではないので気持ちの切り替えはできた。


激坂区間はきれいに舗装されており思ったよりも楽に通過して第2CPは46分50秒くらい。
今までよりも10秒くらいは速いかもしれない。まだ頑張れる。
残り5kmの看板は毎年違うみたいで51分30秒だ。もう考える余裕もないし、そんなことどうでもよくなってきて、とにかくひたすら前の人に追いつき追い越すことに集中し、抜かれたら抜き返そうとそれだけ。
残り3kmあたりで速そうなコムレイドの人を捕らえた。気分ものってきてがむしゃらに走る。しかし、普段攣らないアキレス腱周りが激しく攣り、一度足を止めてしまった。降りようと思ったところに応援してくれている人から「足を止めるな!」と激を飛ばされ気合で回復。数人に抜かれ結局残り1kmでコムレイドの人に再び抜かれてしまうが、その後は時計も見ずに脳内血管虚血状態、目の前真っ白になり、なりふりかまわずペダルを踏んでゴールに飛び込んだ。
手元で1時間6分20秒。とりあえず自己ベストでほっとした。同時に5分台に届かなかった悔しさもこみ上げてきた。


今までで一番乗り込んで挑んだこのレース。
昨年は練習量が少なかったので、今回は自己ベストを更新できると意気込んでいた。
結果は今もっている力をすべて出し切ったと思う。
初参加の頃はここまで走れるようになるとは思ってもいなかった。
日本一のヒルクライム大会で年齢別6位入賞できるタイムだったのは素直に嬉しい。
もっとも年齢別の渋滞をかき分けて走り同タイムは出せないので、最低1分は遅くなるだろうが。
ただ、今回は中盤以降タレてしまい結構抜かれたのが悔しい。
まだまだ速くなれると信じ来年も自己ベスト目指して頑張るつもり。



SCOTT CR1
ホイール シャマル
タイヤ ヴェロフレックス レコード 9気圧
スプロケット 13-26T
ウェア アンダーなし