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富士国際ヒルクライム2006
結果 1時間5分26秒 男子C 14位
新しく買い替えた携帯電話で4時に目覚ましをセットした。
どういうわけか目覚ましは鳴らず。いつもトイレに起きる習性があり、ラッキーにも4時過ぎに起き慌てて用意。
4時半に出発して順調に進み6時には現地に到着。
雲ひとつない快晴。疲れもないし、調子も良さそう。良いレースになる予感。
3本ローラーをやろうとセットしたが、下が芝生で回らない。
レース会場にはリムローラーを持ってくるべきなのだろうか。結局あきらめた。
受付を済まして、E師匠が来ていたので一緒にコースでアップ。
走ってみて、やはり調子は良さそう。10%あるといわれている坂でもそんなにある感じがしない。
スタート地点で、K山さんやtakaさん、同じクラスでライバルになるであろう人達と話をしてリラックス。
人数も少ないし、スタートはとても気が楽だ。
スタートしてすぐに集団は数人に絞られた。ペースは速くなく、これならいける!と気分が高まる。
今回参加者で自分より確実に速そうな二人はチェックしていた。その二人が前に出てから徐々に苦しくなってきた。
無理をするのはやめようと少し後ろに下がるとK山さんが上がってきた。
付いていけなくなるとは思っていなかったが、体がどうにも動かない。
少しずつ離されていき、激坂前に視界から消えそうになる。
ここで腐ってはいけないと淡々と走っていく。しかし、スピードは落ちる一方。
激坂に入り更に後ろから抜かれる。Gパンをはいている人やウエストポーチをしている人に抜かれて完全に気力を失う。
とはいえ、全力で登らないと倒れてしまいそうな坂。いつも激坂登っているので蛇行はないだろうと思っていたのも甘かった。
思いっきり周りの人と同じよなラインをたどりながらニョロニョロと。
腰も爆発して痛い。ギアが全然足りない。
激坂を終えた後は、頭の中は真っ白な状態。ボーっとゴールを目指す。
もうタイムも見ていないし、周りのペースも気にしない。完全に力を出し切ってしまった感じだ。
甘かった。辛かった。そして凄い坂だった。
K山さんは3位表彰台。上位二人は予想通り。自分も6位以内入賞を狙える位置にいたと思う。
乗り込み不足やこのレースに照準を合わせていなかったのも事実。
しかし、今回は調子も良かったし、もちろん全力で走った。
出せる力は全て出し切ったので、激坂で本当の実力が出たのではないだろうか。
26Tでは登るのがやっと。とてもレースを出来ない。どんなに調子が良くても同じ結果だった気がする。
激坂は好きだ。体型的にも向いているだろう。でも速く走れるかどうかは別問題。
走り終えた後は、もう登りたくなかったが、時間が経つにつれて来年もチャレンジしたいと思えてきた。
ギアは29Tをつけていかないと。
ライバル達は皆それなりに結果を残していた。それを励みに来年また自転車を頑張ろう!
今年はこれでレースは終わり。これから初マラソン大会参加に備えジョギングをするつもり。
僕は基礎体力というものが、一緒に走っている自転車乗りに比べるとかなり低いと思っている。
長距離は苦手だし、後半はいつもヘロヘロ。
というわけで、遠回りだけどジョギングもベース作りには良いのではないかと考えている。
単に冬場は山に行けないのと自転車通勤は寒いからっていう軟弱な理由なんだけど。