鳥海山ヒルクライム(矢島カップ) レースリポート

2ndステージ
1時間6分20秒 チャンピョンクラス 14位 総合14位
正式リザルト
1st 個人TT
2nd ヒルクライム
二日間総合(矢島カップ


4時50分起床。
温泉で目を覚まし、5時15頃からパンにハチミツを塗って食べる。
5時半過ぎからローラーの準備をしてホテルの前でアップを行う。
80%を5分と3分を入れて計30分で終了。
6時半前に車で会場に向かう。
スタートの招集の8時まで十分に時間があったので、軽く近くを流す。
バナナやカステラも補給。


スタートしてしばらくは平地。かなり平和なスピードで進む。
登りに入ってもそれ程ペースは速くなくついていけそうだったが。
緩やかな斜度が続き、右折して急に狭くなり斜度がぐっと増した所でひるんだ。
こんなに早い時点でダメになるのは、やっぱり高強度に慣れてない&練習不足か。
しかし、今日は後述の通りポジションを大幅に変更して臨んで、上半身の力を抜いてどれだけ粘れるかを試したかった。
千切れた後もケイデンスを意識して回していく。幸い自分より少し速いペースな12番の方が一定ペースを作ってくれたのでリズムよく苦しい場面をクリアして、大きな道にぶつかり右折したところから下りに入る。ここまでで外人さんをひとりパス。
もう一人SHOWAレーシングの人が苦しそうについてきていた。


下り終えて登り返しでハシケンが視界に入る。給水ポイント辺りでパスする。
12番のヤマグチさんと回して行き、しばらくするとgoroさんが見えてきた。
ひたすら一定ペースで淡々と行き、goroさんを吸収して3人で回していく。


ラスト5km辺りでこの先どんなコースかgoroさんに尋ねる。
少し登って平坦を繰り返し、最後の300mが15%とのこと。
ラスト2kmくらいからgoroさんが何度か飛び出す。
ヤマグチさんも先頭に出るとなにげにペースを上げる。
僕はひたすら耐えるのみ。
15%に入る前にgoroさんがアタックし完全につけず。
しかしタイミングが早過ぎたようで失速している。
最後はヤマグチさんがペースアップし僕はついていくだけで精一杯であった。
後で過去の記録を見たらヤマグチさんは毎年出ていて好成績も上げている人だった。
コースを知り尽くしている感じだったし。


金曜日にポジションを大幅にいじって翌日のTTでいきなり走った。


変更前

変更後 サドル高13mmアップ 5mm前へ

栂池の時の写真

ステムは100mm→110mm 高さ5mmアップ

レース直前でしかも故障中の状態での変更。正にギャンブルだったが結果は良いフィーリングだった。
心配していた股関節も痛くなることなくひと安心。
最近どうも踏み踏みだったのがヒルクライムでも平均ケイデンス85と回せるようになったのも収穫。


レース機材は今年はずっと同じなので省略。
ワンピは半袖白を初めて着用。アンダーなしで調度良い気候だった。


レース前は最近の気持ちや股関節のコンディション、練習不足からほとんど期待していなかった。
普段はどんな人が出て誰をターゲットになんて考えるがそれもなく。
しかし、結果は思っていた以上に良いタイムであった。数年に渡り積み重ねたものはすぐには崩れないのかもしれない。
6月、7月と距離もあまり乗らず強度も低めだった分、今は頑張りたいエネルギーが満たされている。
乗鞍までは今まであまりやらなかった短時間で高強度な練習を増やしてみようかな。
先頭集団にどこまでついて行けるか。今年もそれだけ考えて走るだろうから。
バイシクルクラブの特集で1時間をターゲットにしている山口さんが冷泉小屋まで集団についていければなんて書いてあった。
三本滝までなら1時間3分なんてことも書いてあったような?正に昨年の自分にあてはまる。
山口さんには春先までは勝っていたが美ヶ原と鳥海山では敗れているので目標にして頑張ろう。
僕より年上のライバル視していたホリさんはちょっと遠くに行ってしまった感があるな。
練習量も半端ではないし気合も違う。数値ではなく、ど根性で勝負しているところが素敵だ。


あ、個人TTは伸びしろが沢山ありそう。。