表富士ヒルクライム  6位入賞/256人中 37分50秒

5時半起床。6時O君と待ち合わせて8時前には会場へ。
時間に余裕があるからゆっくりと準備。
先週の八ヶ岳ではアップ不足でスタートダッシュに失敗したと思っているので
今回は固定ローラーをもってきてじっくりやる事にした。
有力選手は皆固定ローラーでやっていたから、マネしただけなんだけど。
ローラーに乗りながら出場者リストをチェック。
前年の1,2位、八ヶ岳で30-35の部での優勝者、先週自分より速かった人2名、ざっと見る限りで5人いる。
当然知らない人でも速い人はいるだろうし。僕はノーマークな部類だろう。
固定ローラーって心拍上げるの大変なんだということを今更ながらに気づく。最高160までが精一杯。
とりあえず40分間しっかりとやった。レースでは心拍計は外して、ひたすら気合で走るのみ。
O君と交代して車で一休み。9時半頃には皆集合場所に集まっているようだが、あまりの寒さにギリギリまで車で粘る。だんだん霧が濃くなり気温が下がってきている感じ。


着る物にはかなり悩んだ。結局素足はやめてレッグウォーマーをつけ、半袖もやめて長袖を中に着た。
今年から駐車場が変わり、みなでスタート地点まで5kmほど下るのだ。これはブルブル震えるほど寒かった。
10時ギリギリに集合場所へ行き、下りながら前方へ移動する。
250人もの集団で後方からスタートしたら入賞狙いは無理だから。ちゃっかり先頭に。
周りを見渡すとマークしている人達もちゃんといる。前3列くらいまでは皆狙っていそうな目つきをしている。
最終的にスタート位置に行く頃には、常連達に先頭を固められて自分は遠慮気味に2列目へ。


スタートしてなんとクリートを拾えない。いっきに30人くらい行かれてしまう。
慌ててダッシュして10番手くらいに上がる頃には息が切れていた。
八ヶ岳(30-35)優勝者が先頭でペースを上げている。1列棒状だ。
先週もマークしていたナルシマの人の後ろについて走っていた。
しかし、彼は途中で中切れしてしまう。これは前半無理しない作戦なんだろう。
僕は今の段階でも全力なので、ここで置いていかれたら終わってしまうので、そこから前を追う。
先頭5人に追いついて、休む暇なく3人がペースアップ。それには付いて行けず。
3km地点の登山道入り口は6位通過。今回2位と3位になった人達と一緒に走る。
すでに心臓はいっぱいいっぱい。回せず踏めずの状態に陥る。
必死に食らいついたがどうにもならず。


そして、すぐにナルシマの人にも抜かれて、またも7位。
もう遅れまいと頑張る。彼はコンパクトをつけているようで足がクルクル回っている。
自分も足を回して走る方だ。しかし、26Tでは回りすぎてしまい、23Tでは重い。
リズミカルな回転を見ていたら、敵わないと思い戦意喪失。遅れてしまう。
「あぁ〜今日もこれまでか。また入賞出来ないのか」と落ち込んだ。
それでも、まだ視界に3人見える。皆余裕はなさそうだ。
気を取り直して、まずは心臓を休めるためにギアを入れる。


しばらくすると、前方には思いもよらぬ人が見える。八ヶ岳830-35)優勝者がいるではないか。
今日は調子が悪いのだろう。いったん追いついた後、少し休んで呼吸を整えてから引き離す。
そして中盤、F井夫人、S田さん、F井さんをパスする時に声をかけてもらい力をもらう。


最後の3kmあたりでナルシマの人との差が縮まってきた。
ラスト1kmでは自転車2台分くらいまで追いついたが、自分ももう限界。
最後はフラついて草むらに突っ込みそうになる。
空気も薄く冷たい風が吹き付ける。違うクラスの人とフラフラしながら6位ゴール。


先週の八ヶ岳で入賞を逃しているので、今度こそとの思いが強かった。
雪崩の影響で5km短縮されたコースではあったが、ヒルクライム初の入賞は嬉しい。
ただこの先は入賞狙いのレースは予定していない。5月は実業団のしらびそ高原、そして6月の栂池。
これからはもう少しペース配分とか考えようかな。
それより、もっときれいに回せるように走りに磨きをかけなきゃ。
今日もペダル踏み踏み、頭ブレブレだったと思う。練習量は増やせないだろうから効率よい走りをしないと。
これからは家庭のイベントも多くなりそうだし。子供達もかわいい盛りだから。
それでも出来る限りの事をやって楽しんでレースに参加していきたい。


装備
SCOTT
ホイール : シャマル 
タイヤ :ヴェロフレックス レコード 9気圧
ウールアンダー、アームウォーマー、synerzy夏用長袖黒、synerzy半袖白、レッグウォーマー
パワージェル(スタート前)
ボトル 水半分


帰宅後、子供達の第一声は「パパ、おみやげ!! ??」
「パパ、おめでとう!」と言おうとしたところを間違えたらしい・・・。
次女にはうなぎパイ。長女にはさばの押し寿司。
小学三年生の好物が押し寿司なんて渋すぎる。